転職は転職が目的ではなく、転職後に活躍をして顧客やチームに貢献し、結果的に自分のやりがいや収入がアップすることが目的なんだと思います。
ココがポイント
転職活動で大事なのは、この本質を理解して、逆算的に考えて書類選考や面接で突破することです。転職後に活躍できる人材にならないと、転職がうまくいくことはないのです。
わたしは転職を3回経験し、わたしの周りの多くは中途採用で集まった人材がほとんどです。
転職に成功して活躍できる人材の特徴が見えてきてので、今日は転職に成功する人の特徴を7つまとめました。
転職後の行動から逆算して転職活動や自分のこれまでの働き方を見直せれば、転職の成功が近づくと思います。
それでは本題に入りましょう!
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この記事でわかること
転職に成功する人の特徴 1:受け身で仕事をしない


転職で成功する人の特徴として、受け身で仕事をしていないという傾向が強いです。
ま、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、自分事として置き換えてみましょう。
受け身の人は以下のような人です。心当たりがありませんか?
✅周りに聞きながら仕事をする
✅教わってからできるようになる
✅指示が来てから動いている
✅報告を求められたら報告をする
✅自分発信で情報を出さない
✅自分きっかけで行動をしていない
このような受け身な人は仕事でなかなか活躍がしにくいです。仕事で活躍しにくいから、転職でもアピールできる実績が薄くなります。アピールできる実績が薄いから、転職がなかなか成功しません。
受け身の姿勢を改めて、日々の業務にあたることを心がけましょう!
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転職に成功する人の特徴 2:仕事の本質を理解できる


あなたの仕事の本質は何でしょうか?売り上げを上げること、この商品を売ること、業務をこなすこと、ミスを防ぐこと。こういったことは仕事の本質ではありません。
ココに注意
仕事の本質とは、他者に貢献して価値を提供し、結果的に収益を得ることです。
収益を得ることが先に来てはいけませんし、ボランティアではないので収益が伴わないことをいつまでもしていてはいけません。
この本質を理解できぬまま、仕事をしている人が非常に多いです。
自分のやる気とかお客さんの喜ぶ声とか、社内の雰囲気など関係が無いのです。本当に他社に貢献できているのだろうか?その結果としてきちんと収益が上がっているのだろうか?
そのために自分は何をすべきで、どこに向かって行動すれば良いのだろうか?
ここが見えていない人は仕事でなかなか成果が伸ばせません。だから転職もうまくいきません。とにかく何事にも本質を意識してみるくせをつけましょう。
ポイント
たとえば、家族でレストランを訪れる人の目的は『おいしいものを食べたい』からではなく、『家族と楽しい時間を過ごしたいから』です。
だから、どんなにおいしい料理を出したとしても、お店の接客や雰囲気が良くないと、もう2度と来てはくれないのです。
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転職に成功する人の特徴 3:勉強や努力が習慣になっている


転職をしてきても、その後に成果を伸ばして活躍する人は日ごろから勉強や努力が習慣になっています。
差し迫った課題や問題があるから勉強や努力をしているのではなく、自分から進んで自分に必要な知識やノウハウを習得しようと考えています。
ですから、新しい仕事になじむスピードが異様に早いですし、わからないことがあってクリアにする時間が圧倒的に早いです。
注意ポイント
教えてもらうのを待っている様子はありません。自分からどんどん勉強したり、調べてもわからないことがあれば先輩社員に聞きに行きます。
分からないことに対する行動が前向きで早いです。うやむやにして流さずに、ひとつひとつに向き合おうとしています。
だから仕事の成長や順応するスピードが速く、即戦力として活躍できる人材になっていきます。
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転職に成功する人の特徴 4:他責にしない思考を持っている


すべての出来事を自分事に置き換えられる人は転職後も活躍できる人材になっています。
ココがポイント
会社やチーム、メンバーやお客、価格や競合のなど、外部要因に原因を求めずに、自分ができる努力を探して、自分なりに改善できることを探して実行していきます。
多くの人は変えられない要因に原因を求めがちです。そして、一番変更が効く自分を変えようとしません。
ここに気が付けてる人は、仕事でも成果を伸ばしやすいし、お客やチームからの信頼も高くなる傾向があります。
他責にしない思考を持っていることで、仕事での成果を伸ばしやすくなります。だから転職でもアピールできる実績が高くなります。
他責にしない思考は日常生活や自分の人生においても非常に重要な考え方なので、ぜひ身に着けておきたい思考です。
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転職に成功する人の特徴 5:必要なコミュニケーションは惜しまない


コミュニケーションが上手な人というのは、おしゃべり好きや明るく元気な人を指すとは限りません。
必要なことを他者ときちんと過不足なくやりとりできることが大切です。
しゃべってばかりで肝心なことを聞き忘れてはいけませんし、聞いたつもりで理解していないのではいけません。
ココがポイント
こうしたコミュニケーションがうまい人は、仕事でも成果が伸ばしやすいです。自分の考えと周りの意見や要望をしっかりと自分の中で咀嚼して、最適解を見つけようとします。
最適解を見つけるために必要な情報が不足していれば、なおコミュニケーションを取ろうとします。最適解に十分な情報が吸い上げられていれば、不要なおしゃべりをする時間を節約しようとします。
コミュニケーションとはおしゃべりや明るく元気に人と関わることだとは言いきれません。必要なコミュニケーションを必要なだけ取ることが大切です。人見知りだとか会話が苦手といった言い訳もしないようにしましょう。
必要なコミュニケーションを惜しまない人が、転職活動でも転職後の仕事においても成功できる人になっていきます。
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転職に成功する人の特徴 6:会議や打ち合わせで発言できる


ま、これも当たり前といえばそうなのかもしれませんが、転職後に活躍できる人材にはきちんとした発信力があります。
いっぱいしゃべるとか、イケイケの雰囲気があるというのではなく、きちんと自分の意見や考えを持ち、議題の進捗に合わせてしっかりと発言できる人が多いです。
ココがポイント
発言を求められたから言うとか、誰かの発言に便乗してしゃべるのではなく、必要だと思ったから発言するという妙な遠慮のないスタイルです。
新しい職場で即戦力として活躍するには、会議や打ち合わせで積極的に意見を交わして、仕事をより良くしていく活動が不可欠です。それが自分の成果や実績になっていきます。そういう人は転職でもアピールできるポイントが強まります。
だから、転職に成功できる人は会議や打ち合わせしっかりと発言ができる人なのです。
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転職に成功する人の特徴 7:数字や実績に敏感である


転職で成功できる人は数字や実績に敏感です。自分のやってきたことが、仕事や自分の成果に対してどのように影響があったのかをできるだけ数値化してとらえるようにしています。数値化しないとぼんやりしてわからないことが多いからです。
営業的な職種だけでなく、エンジニアや社内スタッフ的な役割の人であっても、自分の仕事の成果や実績を数字で表すようにしないと、良かったのか悪かったのかがわかりません。
良し悪しがわからないものは改善ができません。改善ができないものは仕事として発展しません。
ココがポイント
自分の仕事をより良くするためには、どんな仕事であっても数値化して客観的な評価に置き換えてみることが大切です。
こうした意識を持っている人は、仕事でしっかりした成果を残せる人であり、結局のところ転職活動でもそのような意識が随所に現れて、転職活動がうまくいく結果になるのです。
自分の仕事に関する数字や実績に敏感になり、自分の成果を日ごろからきちんと把握するようにしましょう!
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まとめ 転職に成功する人の特徴【7選】転職後の行動で分析


というわけで最後に転職に成功する人の特徴をまとめますと、
1:受け身で仕事をしない
2:仕事の本質を理解できる
3:勉強や努力が習慣になっている
4:他責にしない思考を持っている
5:必要なコミュニケーションは惜しまない
6:会議や打ち合わせで発言できる
7:数字や実績に敏感である
転職後にしっかりと行動できている人は、転職後にも活躍ができています。転職を成功させるコツは、転職活動時のテクニックやノウハウは本質的ではなく、日ごろからいかに仕事に真剣に向き合って、顧客の成功や自分の成長のために貢献できる活動ができているかが大切です。
日々の仕事への取り組み姿勢が、結局は選考書類や面接の随所に現れます。転職活動には表現力も必要ですが、人材採用の担当者はプロですから、付け焼刃的な発言なのか、実体験に基づいた説得力のある発言なのかはお見通しです。
ココに注意
転職に成功するためには、転職後に活躍できるポテンシャルをそもそも自分が備えておく必要があります。
今後、実際に転職するかどうかは別にして、顧客の成功や自分の成長に真摯に向き合って、仕事をこなしていく姿勢が大切です。
そんなひたむきな努力が、結局は仕事も転職も成功へと導いてくれるのです。
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以上、転職に成功する人の特徴【7選】でした!