格安SIMスマホとして話題の、UQモバイルと楽天モバイル。
どちらもよく見聞きするけど違いがよくわからない、という人は多いのではないでしょうか。
格安SIMは種類も多く、違いがわかりづらいですよね。
そのうち、あれこれ迷っているだけで疲れてしまい、結論を出せないまま時間だけが過ぎてしまう、なんてことも。
そこで今回は、UQモバイルと楽天モバイルの違いを分かりやすく解説しています。
この記事を読めば、どちらがあなたに合っている格安SIMなのかがわかります。
UQモバイルと楽天モバイルを比較

それぞれの料金やデータ通信を比べてみました。
料金に大きな差はないようにみえますが、データ繰り越しや無料通話に違いがあります。
UQモバイル |
楽天モバイル |
|
プラン |
くりこしプラン +5G |
Rakuten UN-LIMIT VI |
基本月額料金 |
S(3GB):1,628円 M(15GB):2,728円 L(25GB):3,828円 |
データ消費量によって料金が変わるワンプラン ~1GB:0円 1GB~3GB:1,078円 3G~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
データ繰り越し |
余ったデータ容量は翌月にくりこし可能! |
- |
通信制限 |
S(3GB):最大300Kbps M(15GB):最大1Mbps L(25GB):最大1Mbps |
楽天回線エリア:高速でデータ無制限 楽天回線エリア外:最大1Mbpsで使い放題 パートナー回線エリア(国内):5GB超過後最大1Mbpsで使い放題 パートナー回線エリア(海外):2GB超過後最大128kbpsで使い放題 |
増量オプション 適用で |
S +2GB M +5GB L +5GB 各550円/月 |
パートナー回線エリア(国内) 1GB/550円 |
基本国内通話料 |
22円/30秒 |
Rakuten Linkを使えば無料で通話し放題 |
※すべて税込み価格
UQモバイルとは?
UQモバイルの特徴

UQモバイルはau回線を使った格安SIMです。au回線のため、対応エリアが広く、つながりやすいという特徴があります。
UQモバイルの余ったデータは翌月に繰り越すことが可能です。
繰り越し上限は、前月の残データ容量分までで、当月末まで利用可能となっています。
データを使いすぎてしまった場合は、節約モードにすることで、どれだけ使ってもデータ消費ゼロなので安心。
利用状況に応じて、ポータルアプリで簡単に切り替えが可能なので、ストレスなく操作できます。
増量オプションが用意されており、ひと月あたり税込550円で利用でき、今なら13ヶ月間無料で利用可能です。
無料キャンペーンは初めてUQモバイルに申し込む人が対象なので、一旦加入しておいて、13ヶ月目に解約しても違約金などが発生することはありません。
UQモバイルの評判
UQモバイルがおすすめな人
UQモバイルがおすすめな人は以下の3タイプです。
通話の安定性を求める人
UQモバイルはau回線を利用しているため、全国をカバーしており、安定した通信速度を利用したい人におすすめです。
お得なキャンペーンで得をしたい人
増量オプションや自宅セット割などの割引を実施しており、自宅のでんきやネット回線の変更も検討している人は、お得にスマホが使えます。例えば、自宅セット割適用で、ひと月あたりそれぞれプランS 1,628円→990円、プランM 2,728円→2,090円、プランL 3,828円→2,970円(すべて税込み)になります。
20GBプランでは足りない人
毎月20GBからちょっと足が出てしまう、という人には向いているでしょう。UQモバイルでは増量オプションをつければプランMなら15GB→20GBまで増やすことができます。月中に節約モードをうまく使えば、月末にデータが足らない!なんてことを防げます。
UQモバイルをおすすめしない人
UQモバイルをおすすめしない人は以下の3タイプです。
とにかく安さを求める人
スマホ代は絶対に安く押さえたい!という人には不向きです。他の格安SIMのほうが安いプランはたくさんあります。
セット割や家族割を利用しない人
スマホ単体の契約だと少し高めの料金なので、単身で使いたい人にとっては自宅セット割などの特典を利用しにくく、割引の恩恵が受けにくいです。
ただし、au Style/auショップ/UQスポットなどの店頭で手続きをした場合、住所が異なる家族でも、「自宅セット割」に加入できるプランもあるため、チェックしてみてください。
ややこしいオプションで悩みたくない人
料金プランは一見シンプルなのですが、UQモバイルはオプションが多く、条件も複雑です。あれこれ悩んでしまう人には不向きかもしれません。
楽天モバイルの特徴

ひとつだけの料金プランのため、わかりやすいのが特徴です。毎月の支払い額は、あなた次第。
使用したデータ量に応じて料金が変わるワンプランです。
どんな人でもRakuten UN-LIMIT VIに加入するだけで、楽天モバイルを使用することができます。
大手キャリア3社に並ぶ、第4のケータイ会社として国内の知名度は非常に高くなっています。
「日本のスマホ代は高すぎる」というセリフが話題にもなりましたね。
大企業である楽天が運営しているため、楽天市場でのお買い物はいつでも+1倍ポイントになります。
楽天関連のサービスを利用することが多い人は、貯まったポイントを使うことができるので、毎月のスマホ代が実質0円、なんてことも可能です。
楽天モバイルがおすすめな人
楽天モバイルがおすすめな人は以下の3タイプです。
できるだけスマホ代を節約したい人
楽天モバイルは、1GBまで0円で使うことができます。Free Wi-Fiなどをうまく活用することで、月々の支払いはゼロ!ということも可能です。専用アプリで日々のデータ消費量の確認ができるので、こまめにチェックできる人には向いているといえます。
パケットを使い放題にしたい人
制限なく無限に使いたいという人にはおすすめです。楽天エリアなら20GB以上でも無制限で使い放題なので、追加オプションなどを付けなくても気にせず使い続けられます。
通話代を節約したい人
Rakuten Linkという専用アプリを使えば、無料で国内通話がかけ放題になります。専用アプリを使ってない人に対して電話をかけるときでも、アプリを使って発信すれば通話料が無料です。
楽天モバイルをおすすめしない人
楽天モバイルをおすすめしない人は以下の3タイプです。
通話の安定性を求める人
楽天回線拡大中とはいえ、人口カバー率は96%とやや低めとなっています。地域によっては専用アプリの音質がわるく、繋がらないこともあるようです。
通信の速さを求める人
こちらも通話の安定性と同様、まだ楽天エリアがつながりにくいという声もあります。パートナー回線であるauでカバーしてはいますが、気になる人には不向きでしょう。都内であれば繋がりやすいようですが、まだ課題は残っているようです。
家族で契約したい人
楽天モバイルでは家族割のようなものがないため、お得なセット割引などを期待する人には不向きといえます。
UQモバイルへの乗り換え方法
まとめ UQモバイルと楽天モバイルを比較

ここまでUQモバイルと楽天モバイルの、料金や特徴をご紹介しました。
UQモバイルであればデータ繰り越しが使えるので、自宅セット割などと合わせて、毎月工夫しながら料金を押さえることができそうです。
楽天モバイルならネットを使わない月は無料で使用することも可能ですし、万が一たくさん使ってしまっても最大3,278円で済みます。
どちらもご自身の生活スタイルや、用途に合わせて選ぶと良さそうですね。