格安SIMに乗り換えれば、スマホ代を節約できることはわかっているけれど、
- どんな手順を踏めばいいのか?
- そもそも格安SIMにメリットはあるの?
- 準備するものとか注意点とかないの?
そんな疑問や不安を抱えている方っも多いです。格安SIMへの乗り換えってなんだか億劫ですよね。
そこで今回は、格安SIMの乗り換え手順や格安SIMに乗り換えることのメリット・デメリットをまとめて解説します。
この記事を読めば、格安SIMの乗り換えがスムーズに行えます。しかも、ちょっとお得ですよ!
この記事でわかること
なぜ格安SIMを利用するべきなのか?
格安SIMへの乗り換えをしない人はたくさんいます。でも、乗り換えた人から得をするのです。やらなければ損をしています。だって、格安SIMにしたって、スマホは普通に使えるのですから。
電波は大手と同じです。つながりにくい、遅いなどと言われる格安SIMですが、それであなたにどんな損失があるのでしょうか?
せいぜいSNSを見る、動画を見る、音楽を聴く、毎日の使い方なんて多くの人がそんな程度でしょう。格安SIMだからって緊急の電話が入らないとか、緊急速報が入らないということもありません。
そのために、毎月無駄なお金を垂れ流しても良いというのなら、この先の記事は読まなくて大丈夫です!
やっぱり格安SIMへの乗り換えを本気で考えたい!という方は、この先の記事を読んでみてくださいm(__)m
格安SIMとは?
格安SIMとは、大手(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りて、通話やデータ通信のサービスを提供する業者です。
MVNOとも言ったりします。「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、日本語では「仮想移動体通信事業者」と言います。いわば、電波のOEM。電波を仕入れて、コストをカットしつつ安く提供する企業です。
大手(ドコモ、au、ソフトバンク)は、安定した通話や通信のために莫大な設備投資とその維持にコストを払っています。しかし、格安SIMの業者は、こうしたコストを払わずにサービスが提供できるので、スマホ代を安くできるというわけです。
格安SIMでどのくらい安くなるの?
平均すると月額で5000円~6000円は安くできます。年間にすれば、6万円以上の家計の固定費削減に。大手でスマホを契約すると、平均すると8500円くらいになっていると思います。
格安SIMにすれば、500円~3000円台で済みます。もちろん、サービス内容は異なりますので、単純比較はできません。
しかし、あまりスマホを使わないとか、スマホは使うけど安い方がいいとか、貯金やおこづいを増やしたいとか。そんな節約志向の方は、絶対にまずやるべきことは格安SIMへの乗り換えです。
なぜなら、こうした固定費の削減は額は小さくてもずっと続くため、長期で考えるとものすごい節約になるからです。
年間6万円を削減できて、この先20年スマホを使うとするならば、120万円の削減です。その分で、貯金を増やしたり、欲しいもの買ったり、おいしいものを食べたりした方が合理的でお得だと思いませんか?
スマホにお金をかけたって、毎月どんどんお金が消えていくだけ。たかが数千円と思うことなかれ。
昇給で数千円アップさせるのが、いまやどんなに大変か。そんな収入アップと同じ効果がある固定費の削減を、格安SIMにすればたちどころに実現できるのです。
格安SIMが安い理由
格安SIMが安い理由は、大手から電波を借りているからです。
正確に言えば、
- スマホの電波を飛ばすための設備コストや維持コストなどを借りることで安く済ませているからです。
また、
- 店舗でのサービスを減らしたり、やらない。
- 宣伝広告費を抑える。
- WEBで申し込んだり、サポートしたりする。
こうした工夫により、格安SIMは安く提供することができます。
怪しいサービスではありません。海外に一度通信を飛ばして安くするとか、通話がめっちゃザーザーするとか、違法サイトに飛ばされるとかってこともありません。
電波は普通にドコモやau、ソフトバンクの回線です。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットとしては、
- 月額料金が安くなる
- お得なキャンペーンを利用できる
- 貯金やお小遣いを増やせる
やはり料金面でのメリットが大きいです。毎月のスマホ代が8000円以上の方は、積極的に格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
格安SIMのデメリット
格安SIMのデメリットとしては、
- つながりにくい場合がある
- 手続きが面倒くさい
- これまでの使い勝手が変わってしまう
平日の昼間などは、電波が混みあうためにつながりにくい場合があります。乗り換えの手続きも面倒と言えば面倒ですね。キャリアメールが使えなくなったり、留守電サービスがなかったりする場合もあるので、使い勝手が変わってしまう点もデメリットです。
こうしたデメリットよりも、料金を安くしたいと思える方は、積極的に格安SIMへ乗り換えた方が良いでしょう。
格安SIMへの乗り換え手順は意外とカンタン
ショップがなくても、ネットが苦手な方でも格安SIMへの乗り換えは意外にカンタンです。
どの格安SIMに乗り換える場合でも、共通するポイントさえ把握しておけばスムーズに乗り換えられますよ。
しかし、格安SIMに乗り換える際には、準備しておきたいこともありますので、大まかな流れとともに乗り換えるための手順を説明していきます。。
- SIMロック解除が必要な場合がある
- 本人確認書類を用意する
- クレジットカードを用意する/口座振替など
- MNP予約番号を取得する
- 格安SIMを申し込む
それぞれを解説していきます。
SIMロック解除が必要な場合がある
格安SIMは、現在使用中のスマホにSIMを差し替えるだけで、いまの電話番号がそのまま使用できる便利なサービスとして人気があります。
格安SIMは、基本的にドコモ、au、ソフトバンク回線のいずれかを借りている場合が多いので、契約中のキャリア回線を使用している格安SIMを選ぶことでそのまま差し替えて使えます。
例えば、auからの乗り換えなら、au系のUQモバイルはSIMロック解除が不要です。また、格安SIMのマイネオなら、3大キャリアの回線が選べますので、ドコモならDタイプを選べばSIMロック解除が不要です。
では、どんなケースがSIMロック解除を必要とするのか見ていきましょう。
例えば、auで契約中のスマホを、ドコモ回線の格安SIM(例:OCNモバイルONE)で使用したい場合で、かつ使用中のスマホが2021年10月1日以前に発売された機種である場合は、auでSIMロック解除の手続きが必要です。
以上のことをまとめると、SIMロック解除が必要な場合は以下の通りです。
- 2021年10月1日以前に発売されたスマホ
- スマホがSIMフリーではない
- 乗り換えを検討している格安SIMの使用回線と現在契約中のキャリア回線が異なる
以上の3点の内、1点でも当てはまる場合は、SIMロック解除が必要となります。
現在契約しているキャリアで手順を確認しておきましょう。
本人確認書類を用意する
格安SIMの契約はほとんどがオンラインにて手続きができます。その際に本人確認が必要となるので、本人確認書類を用意しておきましょう。
各社用意するものが多少違う場合がありますが、基本的には「運転免許証」や「健康保険被保険者証+補助書類」などが一般的です。
外国人の方は「在留カード+パスポート」などで契約できますよ。
本人確認書類はスマホで撮影し、写真をアップロードします。あらかじめ写真を撮っておくとスムーズにできるのでおすすめです。
クレジットカードを用意する/口座振替など
契約する際には、支払情報の入力が必要です。
支払方法はクレジットカードが基本とされているので、契約前に手元に用意しておくとスムーズに進められます。
中には口座振替でも契約できる格安SIMがあるので、クレジットカードを持っていない方でも格安SIMに乗り換えられますよ。
注意点としては、支払情報の名義と契約者の名義は同一でなければならない場合が多いので、契約者と支払者の名義は同じにしておきましょう。
MNP予約番号を取得する
格安SIMに乗り換える場合、電話番号をそのまま使用するために「MNP予約番号」が必要です。
MNP予約番号は各キャリアにて申し込みができます。各キャリアのマイページからできるので、契約前に取得しておきましょう。
格安SIM契約時にMNP予約番号とMNP予約番号の有効期限、MNPする電話番号の入力を求められるので、メモしておくとスムーズです。
注意点としては、MNP予約番号には有効期限があるため期限切れに注意しましょう。MNP予約番号は取得してから15日とされています。
もう一点、MNP予約番号を発行する契約名義と、乗り換え先の契約名義は同一でなければならないので、注意してください。
格安SIMをネットで契約する場合は自宅にSIMが届いた後、切替手続きをすれば乗り換えが完了します。
そのため、自宅に届いて回線切替手続きをするまでの日数以内にMNP予約番号の期限が過ぎてしまうと再契約など二度手間になってしまいます。
MNP有効期限が、最低でも10日以上残っている状態で契約手続きをしましょう。
万が一期限が切れてしまった場合は、再度MNP予約番号取得の手続きをすれば発行できるので、慌てずにもう一度手続きし直しましょう。
格安SIMを申し込む
準備が整ったら、いよいよ格安SIMを申し込みましょう。
契約したい格安SIMの公式サイトの「お申込み」から申し込みが可能です。
基本的な契約の流れは以下の通りになります。
- 格安SIM会社の公式サイトからお申込みページへ
- SIM単体契約なのか端末同時購入なのかを選び、契約プラン選択へ
- オプションサービスなどを選び、契約者情報などを入力
- 本人確認書類をアップロード
- 申し込み完了後、審査結果を待つ
- 審査完了後、商品発送通知を受け取る
- 自宅に届いたら回線切替手続きをする
- 契約完了
以上が基本的な開通までの流れです。
契約する格安SIMによって多少順番が異なりますが、選択する内容は同じですので参考にしてみてください。
乗り換えの記事
格安SIMに乗り換える際の注意点
契約までの流れを確認したら、乗り換える際の注意点をいくつか解説します。
費用を抑えるコツも紹介しているので、覚えておきましょう。
お得なタイミングは月末
スマホを乗り換えた月の請求は、前のキャリア+今のキャリアの二重で請求がきます。
せっかく安くするために格安SIMに乗り換えたのに、高額な支払いをすることになっては本末転倒ですよね。
二重請求は避けられませんが、月末に契約することで費用を抑えられます。
理由としては、大手キャリア解約月の料金は日割りになりませんが、乗り換え先の格安SIMは契約月の請求が日割り計算となるためです。
20日過ぎ頃からMNP予約番号の取得などをすることでちょうどいいタイミングで乗り換えられます。
格安SIMは回線切替手続きがされない場合、何日か後に自動的に開通処置をとるので早すぎる準備は損してしまう場合もあるので注意しましょう。
キャリアメールは使えなくなる
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、キャリアメールが使えなくなります。
メール持ち運びサービスなどの有料サービスを利用すれば使い続けることが可能ですが、乗り換えをする度に変更するのは大変です。
Androidの方は、アプリをダウンロードするPlay Storeでも必要になる「Gmail」がおすすめです。
フリーメールで誰でも作成できるので作成しておけば今後乗り換えでメールアドレスの変更の手間がかかりません。
iPhoneの方もGmailで問題ありませんが、iCloudメールを作成してもいいでしょう。フリーメールはひとつでも取得しておくと色々と便利ですので、この機会に思い切って変えておきましょう。
キャリアメールでないと登録できないサービスなどもあるので、自分のメールアドレスを何に使用しているのかを事前に把握しておくことでトラブルを避けられます。
どうしてもキャリアメールを使い続けたい場合は、乗り換え前のキャリアに毎月300円ほどの料金を払えば継続して使えるサービスもあります。
お得なキャンペーンはお早めに
格安SIM会社はユーザー獲得のためにさまざまな施策を打ち出しています。
- 乗り換えでスマホ代が1,980円!
- 1年間データ容量2倍!
- 事務手数料無料!
以上のようなさまざまなキャンペーンを実施しているので、乗り換える際はキャンペーンの期限内に乗り換えましょう。
終了してしまった後に、乗り換えておけばよかった。と後悔しないためにもキャンペーン情報にはくまなく目を通しておいて損はありません。
人気の格安SIMをご紹介
格安SIMの会社はたくさんありますので、おすすめの格安SIMをいくつか紹介していきます。
格安SIM選びの参考にしてくださいね!
人気の楽天モバイル
楽天モバイルの評判
IIJmio
IIJmioの評判
IIJmio公式サイトを見てみる
IIJmio 【https://www.iijmio.jp/】
OCN モバイル ONE
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ドコモのエコノミーMVNO
OCN モバイル ONE|公式サイトを見てみる
マイネオ
3300円もお得なキャンペーンとは?
※マイそくスーパーライトは対象外
【事前に用意するもの】
1.本人名義のクレジットカード
2.身分証(スマホで撮影しておく)
3.メアド、電話番号
4.MNPする場合は予約番号
【ちょっとお得に】契約事務手数料が無料のおすすめ格安SIM
契約初期の手数料として、3000円ほどの事務手数料が発生する格安SIMが多いです。
しかし、契約事務手数料が無料の格安SIMもあるので、参考にお知らせしておきます。
楽天モバイル
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ドコモ格安SIM【ahamo】
ドコモのahamo(月2970円~)
LINEMO
LINEMOの評判
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まとめ 格安SIMに乗り換える手順、メリット・デメリットなど
今回は格安SIMの乗り換え手順とそのメリット・デメリットを解説しました。
格安SIMにすれば、たちどころに家計を節約することができます。
迷っていても時間とお金が無駄になるだけです。格安SIMに乗り換えても、また大手に戻ることも、他の格安SIMに乗り換えることもできます。
あれこれ考えているよりは、まずは行動してみることが大事なのかなと思います。
もし、いろいろ迷われるようであれば、大手3社の回線が選べて、パケット放題サービスなどもあるマイネオ(mineo)はいかがでしょうか?
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