WEBライティングでは、さまざまなテクニックやコツがあります。ライティングのロジックを理解したり、読みやすい文章構成を勉強することが大事です。
ただ、もっと大事なことがあります。
WEBライティングに大切なことは、自分にしか書けない価値の提供だと思います。
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この記事でわかること
沈黙のWebライティングとは?
WEBライティングの世界では有名な本、沈黙のWebライティング。
こちらはマンガのように読み進められる本で、本に登場するキャラクターたちが会話形式でWEBライティングを使った集客を解説してくれます。
わたしのように本が苦手ですぐに眠くなってしまうタイプでも、なんとか読み進められる本でオススメですね。
いまは前半部分を読み終えたところです。これから中盤、後編へと進んでいくところです。
ですが、前半分だけでも非常に有意義な内容でした。
WEBライティングで大切なことは、なぜ自分がそれを書くのか?そこを突き詰める必要があるのではないかと思ったのです。
なぜ自分がそれを書くのか?WEBライティングで大切なこと
世の中にはたくさんの情報があふれています。だから、あえて自分がすでに世の中にある情報を、あらためてブログで提供することはほとんどの場合、あまり意味をなしません。
ある家電を使うにあたって、同じような説明書がネット上にいっぱい転がっていても、誰もそれを必要としません。家電にはそもそも説明書が添付されているからです。
では、どんな情報なら必要とされるのでしょうか?
実際に使うにあたって、分かりづらかった点や使い方のコツ、注意点などを自分なりの経験や意見に基づいて、同じような疑問や問題に直面している人に価値ある情報として提供する必要がある。
自分だけができる自分なりの情報提供である必要があります。
さもないと、すでにネット上に転がっている情報のコピーを作ることになります。
WEBライティングで大切なことは、自分にしか書けないことを書くことです。
だからこそ、なぜそれを自分が書くのか?を突き詰める必要があります。
誰でも書けるようなことを、改めて自分が書くことは、ほぼ価値が無いことです。優れたコンテンツはすでにあります。
自分がだれで、なぜそれを書くのか、それを書いて誰にどのような価値を提供したいのか。
なぜ?なぜ?なぜ?
WEBライティングは何を書くのか?どう書くのか?よりも、なぜそれを自分が書くのか?を突き詰めることが必要です。
コピーコンテンツのような情報は読者もGoogleも求めていない
ブログを書く際は、キーワード選定をして、検索ボリュームをチェックして、ライバルサイトを確認します。
言ってしまえば、自分に入り込む隙間があるかを調べるのです。
あるキーワードについて、たくさん検索されてはいるが、すでにたくさんの情報で満たされていたら、そこで自分が改めて記事を書いても検索上位を勝ち取ることはほとんど難しいです。
すでに情報がたくさんあり、自分が何を書いても似たようなコンテンツになってしまいます。すでに情報があれば、読者もGoogleも改めて作られたコンテンツなど必要ありません。
では、どうすれば良いか?
今までにないコンテンツを作る必要があります。それがオリジナル性であり、具体的なピンポイントの誰かに役立つ情報であり、最新の情報であり、他にはなかった切り口や角度の情報である必要があります。
WEBライティングは読者はもちろん、まずはGoogleにそのコンテンツを評価してもらう必要があります。どんなに素晴らしい記事を書いても、Googleが検索上位に表示しなければ、読者の流入が起きないからです。
Googleに評価してもらうためには、今までにない独自性のある、そして誰かに突き刺さる、さらに自分にしか書けないコンテンツを提供する必要があります。
さもないと、Googleの検索エンジンはその記事を相対的に評価できないからです。既存の優れたコンテンツよりも、自分が書いた新しい記事を評価する理由がないのです。
自分にしか書けない記事を書くことが差別化につながる
ブログを書くには自分にしか書けない記事を書くことが差別化につながります。
ただ、そこにはターゲットとなる読者を最重要の前提として考える必要があります。さもないと自己満足の自分自慢の記事になってしまうからです。
読者のためになるコンテンツで、かつ自分にしか書けない記事を書くこと。
これがすでにあるコンテンツと差別化し、自分が読者に提供できる価値であるわけです。
自分の経験を通して感じこと、自分の境遇や環境だから体験できたこと、そんな自分にしか体験し得ない状況のなかから、他者にとって有益な問題解決や悩みの解消になることを記事にします。
そのためには、いろんなことに挑戦し、失敗してもそれを乗り越えて、どうすべきだったのかを何度も繰り返し検証し、自分がそもそも何者で、誰にどんな価値を提供しうるのか、徹底的に見つめ直す必要があります。
そんな風にして自分と深く向き合い、他者のために何ができるのかを考え抜くことが、WEBライティングでは必要です。
さもないと、誰にでも書ける記事をあえて自分が書いてしまうことになります。
まとめ WEBライティングのおすすめの本【沈黙のWebライティング】
【沈黙のWebライティング】というこの本の前半では、『USP』が大切であると解説しています。
USPとは、「Unique Selling Proposition」という言葉の略で、“他にはない独自の強み”のことを意味します。
自分の強みを見つけるのは、割と難しいことだと思います。
でも、自分の弱みは割と誰でも枚挙にいとわない。
では、その弱みを強みに活かせないのか?差別化できるポイントとして活用できないのか?USP「Unique Selling Proposition」にできないでしょうか?
そんなアプローチで【沈黙のWebライティング】は読者に迫ってきます。
自分の強みや弱みを分析してみましょう。SWOT分析などをしてみると良いと思います。
もしかしたら、自分の苦手なことや短所だと思っていたこと、失敗や挫折こそが最大の強みであり、他者との差別化ポイントであり、それを読者は求めているかもしれません。
詳しくは【沈黙のWebライティング】をぜひ読んでみてください!
以上、WEBライティングのおすすめの本【沈黙のWebライティング】でした!